2015.06.06 茅ヶ崎市中海岸  茅ヶ崎館  (登録有形文化財 )

 茅ヶ崎の海岸近くにある明治32年創業の旅館、現在は5代目の老舗。
 36歳で亡くなった国木田独歩は荼毘に付された後に田山花袋、小栗風景、真山青果等に囲まれこの旅館で一晩を過ごしたと言う等日本文学史の一場面を提供している。
 昭和に入っては10年代から映画監督小津安二郎がここを拠点にして 想を練り脚本を推敲し、撮影所へ通ったのは有名である。
 手入れは行き届いており今でも宿泊(趣ある離れで一泊朝食1万円強)できる。

懐かしい雰囲気の応接室
庭を眺める会議室
広々とした庭
離れへの連絡口
離れの入り口

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